Blue hour

夜と朝の狭間

TENET


‪TENET、間違いない傑作ですわ‬


‪「破壊と創造」「逆行と前進」が同時に起こる‬‪先に観た友人が中毒になっててめちゃくちゃオススメされてたので、時間ないくせに住んでるとこの最速上映にコーヒー胃にぶち込んで行った‬‪

アドレナリンが出過ぎて脳内大変になった‬
‪30分でただ思いつくまま書いたから文はグチャってる‬
‪後々追加するかもなのだ‬

 

‪序盤の予想は銃が1番最初逆行したときに、これは最後すべてが反転し逆再生すると物語が繋がるやつかと思った‬
‪だからセリフを頭の中で繰り返してみた‬
‪が、繋がらないしそもそも銃が逆行するのなら船も逆行してるはずだ、とやめた‬
‪そんな生優しい逆行もんじゃなかったよノーランの変態め‬

 

‪アクションもまじでかっこいい迫力ある‬
‪息止めるときは自分も無意識に止めた‬
‪音響は音楽の重低音と銃声で腹のコーヒーがゆれる、エンドロールのTHE PLANすこ‬
‪これIMAXでみたらどうなんだろう…まぁ薬漬けになるだろ‬

 

‪唯一の欠点であり最高の利点‬
‪ストーリーが難解すぎる‬‪

物理の修士とってる人ならいけるかもね?ね?ニール?‬
‪そして登場人物全員エリート級に頭良いから話すスピードが淡々とかつ速い‬
‪まず字幕目で追いつけてない人いそう‬
‪ネタバレ無し単語予習なかったらきついかもなー‬
‪単語予習しても最後のアルゴリズムあたりでこれは感じ推測していこうに切り替えた‬

 

‪↓こっから先はネタバレみある‬

 

 

‪ダイエットコークのあたりで、あーこれ未来から来てんなと思った‬
‪そんな単純なもんじゃなかったよノーランの変態め!!‬
‪あの時の私に逆行して「過去であり…未来であるのだ…(涙」とか言っても「はぁ?」言われるわ‬

‪ニールの含みのある演技がうますぎて、これ最後に黒幕だって判明するやつか?と思った‬
‪そんな生優しいもんじゃなかったよノーランの変態め!!!泣‬

 

‪キャサリンの息子はニールなんだろうか‬
‪ということはこれから主人公がニールの成長を見守る物語が大過去で存在するのか?‬
‪そしたらなぜキャサリンと息子を命がけで守ろうとしたのか繋がるからさ‬
‪仮定でしかないから違うかもー‬

 

‪ニールはもう一度過去をなぞってる間、この後死ぬことを後悔しなかったんだろうか‬
‪このストーリーはこれから受ける恐怖(予想)より後悔(振り返り)の辛さの重圧半端じゃないだろう‬
‪でもあの様子じゃ後悔しなかったんだろうな‬‪

いや、後悔したとて進み続けたんだ‬
‪「起きたことは仕方ないが何もしない理由にはならない」もんな‬

 

‪「破壊と創造」「逆行と前進」と序盤に書いたが同時に2人の男の「始まりと終わり」の物語でもあるのだ‬
‪相反することなく同時に存在し絡み合っていく‬
‪前後どちらから読んでも同じなその題名にふさわしい映画だった‬
‪素晴らしいものに出会った時は不思議と涙目になる‬
‪映画に殴られるというのはまさにこのことだろう‬


‪間違いない傑作ですわ、TENET‬

AgustDがいなくても生きていける

はじめに

誰に向けてのものでもない、ただ一人のAgustDファンの一戯言です

経験上こういう自分の中だけの混乱は早く放出し、次に目を向けた方がいい

でないと取り返しつかなく燻るので

ここは私の言葉を吐き出す場所なので利用します

親しい人と意見が全く違っても私は全然気にしません

ですが見て嫌な人もいると思いますので苦手だと思ったらすぐに閉じてください

 


その内容が流れてきたとき私は「あーーまたきたな」と思った

彼らのファンを始めてもうすぐ5年

炎上は慣れっこだ

 

私のAgustDとミンユンギへの気持ちはここに過去したためている

「AgustD」

https://kigu17.hatenablog.com/entry/2018/08/16/235139

「推しへ」

https://kigu17.hatenablog.com/entry/2019/03/09/012115


この度舞い込んできた炎上は、AgustDが稀代の虐殺者ジムジョーンズの演説をD-2「What do you think」でサンプリングしたことへの回答を求める声だ

ジムジョーンズについて調べるためにググると彼のoutタグが一緒に出たが私は動じなかった

まず公式発表の前にoutタグでわちゃわちゃと噂が一人歩きするのはいつものことだからだ

ジムジョーンズについてはこの記事を読めばわかりやすい↓

https://tocana.jp/2017/10/post_14714_entry.html/amp

 

現在、黒人が白人の警察官に殺されたデモ運動、#BLACKLIVESMATTER が最高に激化している最中でのことに、これは今までの比じゃなくヤバいことになる可能性を秘めてるな、と相互と話していた

私は彼が大量殺人者かつレイシストのジムジョーンズを支持するとは到底思っていなく、ジムジョーンズが韓国人も嫌悪していたという情報もみて、彼が人種差別への抗議の意味を込めてそれをサンプリングに入れたと考えていた

私は #BLACKLIVESMATTER を支持している

この運動への支持と彼への応援が相反することはないと安心していた

今までの炎上は彼らの主張に納得できる部分が大半であった

今回もあると思っていた

そしてまた「意図していれてない」とはさらに到底思っていなかったのだ


だからこの公式発表を見たとき

↓以下公式発表の文をGoogle翻訳にかけたもの

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(「リンゴ」は韓国語での「謝罪」と酷似しているため起きた翻訳)

 

BTSを利用したファンのカルト垢を見つけたよりも戦慄した

は??????が頭を占めた

内容は頭に入ってくるが、脳裏の第一声は「そんなわけないだろ!!」だった


結果、その運動と相反することはなかった

彼らは人種差別を肯定することは決してない

だが抗議の意味で入れたわけでもない

ただただ危機管理が著しく低かった


じわじわと登ってくる事実と寒気、じっとりと出てくる嫌な汗、それを拭おうと洗面台に立つが手の力が入らず、しばらくカクカクと唇を震わせていた

なんだか涙が出てきてしまった


過去一公式からの発表に動揺し、落胆し、かつ受け入れがたかった

 

私は、SUGAよりもAgustDへの信頼度が下がるほうが、発言よりもTシャツなど偶発的なことよりも、なによりも曲への信頼度が下がってしまうのが一番辛い


彼が私たちに見せる姿が虚構でも熱愛が出ても理解ができなくても、曲が良いなら私は聴ける

未来、彼らを見ることが辛くなる日がたとえ来ても曲の美しさは永遠だからだ

でもまさか反対のことが起こるとは予期していなかった

 


AgustDは一音一音、一語一句に魂を込める人だ

より良い姿を見せようと2週間で10キロ近く落とす人だ

トイレでお酒を飲んででもMVで狂った王を熱演しようとする人だ

絶対に自分の音楽への拘りという信念を曲げず、怒りを踏みつけて咀嚼して自分の血肉にする人だ


それが、人間が最も言葉を強く出す演説のサンプリング内容、一番初めの13秒、BTSが歌ったら下手したら一人担当するような長さ、その内容を把握してないだと?


あのAgustDが?


あの、世界を股にかけるBTSのミンユンギが?


Tシャツ事件でそれぞれの国の歴史の見方があり慎重にならなければ、メンバー共々行き倒れになる可能性もあるとその身で痛いほど学んだビッグヒットが?


ニガが黒人差別のNiggerの発音と酷似しているという理由で海外で歌うとき歌詞を変えた製作陣が?


嘘だろう?

それがプロデューサー1人がしでかしたことなんててんでおかしいだろ

ありがちな責任転嫁みたいで、釈然としない


4年あった

何回も確認して聴いたはずだ、あなたなら

AgustD


あなたじゃなくても製作陣の誰かが

「これはどういう意味なの?」

「なんて言ってるの?」

誰も聞かなかったのか?

最終確認しなかったのか?


本当の本当の、本当に?


だとしたら今までの小物ひとつまで意味を持たせて入念に作り込んだ世界観は、歌詞は、メロディーはなんだったんだ

"雰囲気"か?そんなものなのか?


嘘だと言ってくれ………


そんなことがありえるのか?

 

たとえ意図があったとしてもデモが激化してるこの世界情勢で言ったらそれが真っ当な意見であっても噂が一人歩きして立場が危うくなるだけだ、言えないのだろう

政治利用される、フェスタが間近、上場が間近、出演番組が間近……大人の事情というやつだ


でもそしたら公式が嘘の発表をしたということになる

AgustDは不条理を生身の怒りを叫ぶ存在なのに


どちらにせよ彼らに直接問いただすことはできない私が釈然とすることは永遠になくなってしまった

 

もし私がペン卒するならoutタグなんて地縛霊みたいなことはしないし、ファンはどこまで行っても赤の他人で、気に入らない奴は去るしかない


でも信じてくれ

私はあなたの、AgustDからD-2まで一曲を一曲を、毎日何十回と聴いて夜明けを共にして

その血汗涙注いだ一音一音を、和訳した歌詞一語一句を、咀嚼するようにして生きてきたんだ

彼の曲への信頼度が落ちることは、彼自身への信頼度が落ちることよりも辛い


『What do you think?』


私はこう思ってる

私が勝手に始めたんだから勝手に終わるしかないわけだが、別に今のところペン卒する気はない

ここまで読んだ人はペン卒する流れだろうと思うかもしれないが

伊達に5年もファンやってない

永遠に釈然としないことにうだうだ付き合ってられないからだ

彼らの大人の事情を想像することもできるし、それが妄想である可能性もわかってるし、割り切れることの方が多い

私はAgustDファンでもあるがBTSファンだ

ミンユンギふくむ彼らからもらったものの方が何万倍と多いのだ

完璧に彼と意見一致なんて、人間同士そんなことはないのだ

GLOSSが、민유기が、SUGAが、AgustDが大好きだ

曲もそうだがその前にあなた自身が本当に本当に大好きなのだ

"What do you think"だけがAgustDではない


ただひとつ戯言として言えるのは、

もしかしたら彼の曲を聴くときに胸がちくりと痛むことがこれからもあるかもしれないのが悲しいということだ

今は先ほど受けた衝撃を書いたにすぎない

これから変わることもあるのだろう

私は以前こうツイートしている

 

「バンタンをみて曲を聴いて、永遠って維持じゃなくて変化と共にあるだと知ったし、ずっと続くことなんてないのをわかっていながらも口にせずにはいられない"願い"なのだなとも感じた」

 

私の彼への感情、AgustDの曲への感情、願い、それらも変化するのかもしれない

だが今でも微かに痛みがあろうと、あなたの「創造と人生の終わり」を共にしたいというのは本当だ

彼が心血注いでAgustDを出したのも本当だ

 

経験した後は経験する前には戻れない、それだけだ

進むだけだ

 

何も恐れることはない

 

AgustDがいなくても生きていける

 

AgustDはたとえ、AgustDが嫌いになっても強く生きていける力を私に与えた曲だ

 

だから愛してるんだ

 

青と黒

映画・青い春をみて

2018 12/17の文

 

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落ち着いた声。

こんな声をしている人はいない。


他の人の声は全員いる。

あの人もこの人も、きいたことがある。

でも九条はいない。なんて声なんだろう。

なめらかに沈む無関心な声。

親しい青木ちゃんには温かみが増す青年の声だ。

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圧がない。人を退かせるようなオーラ、そういうものではない。

 

私は九條になりたかったのだなぁ、と思う。

これを観た次の日私は3年ぶりにしっかりと自分のことを話すことになっていた。

Speak YourSelfといったところか。

自分のことを話す中で惨めな思いは拭えない。

九條になりたかった。

学校が天国だったらよかったのに。

歩道橋から飛び降りることもできない私は、きっと屋上の柵の外で手を叩くことはできない。

青木のようにもなれない。

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あんな人間になりたかった。

彼のような強さが欲しかった。

なににしても彼は強いのだから。

皮肉にも1人だけ咲いてしまうような、なかば"選ばれた"ような人間になりたかった。

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本当の孤独は耐え難く死んだ方がましだという経験だった。

気にもせず気高く強くいれる人間になりたかったんだ。

天国を簡単に手放してしまえるような飄々といれる人間に。

無気力や退屈はゆっくりと人を殺す。

それをわかってても、やはり彼はかっこいい。


ずーっと九條を追っている気分だ。

街を歩いてても駅のホームに立っていても、九條がいることを想像してしまう。


彼が唯一怖いと言ったのは死ぬことでも生きることでもなく

"自分の欲しいものをわかってる人間"だった。

 


私はわからないよ 九條

欲しいものってなんだよ

才能も頭の良さもお金も権力も

服からコスメにマイホームに

私は欲しいよ でもきっとそんなことじゃないんだろ

それだけじゃないんだろ

私もわかんないけどさ

私はからっぽだよ

何者にもなれず 

ただ九條のような強さが欲しかったと思うんだ

 

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ユートピア

ー 私という人間にとっての読書について

 


隠れてこそこそゲームをしたり、お年玉の入った財布を持ち出してお菓子を買ったりすると怒られたものだった。

あれが欲しいのに、これをああしたいのに。


私は生来欲が強い方だった。

特に"自分の思い通りに事を進めたい欲"が。


それは私がまだ母の中にいたときからそうだったようで、生まれたあとは私よりも泣き声が酷い子に出会ったことはないと親戚一同声を揃えて言う。

幼少期はオズの魔法使いの本が買ってもらえないかもしれないと気づくと、意図せずコンクリートに投げ出されたミミズのように__

そのミミズの子にとってはデパートの床ではあったが、ビチビチと跳ね転がった。

未だに手入れの行き届いた白い天井と、酷く困惑し私を宥める母の妹の姿を微かに覚えている。

 

そしてその本が無事手に入れられると、今度は紙でてきた魔法の靴をどうしても手に入れたいと望んだ。その紙の靴どころかその物語、本自体が私のものであるにも関わらず。

 

私は靴をもぎ取った。

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片方とったのち、それでも満足できずイライラし、両方自分の手のひらにのせた。

そうするとその瞬間とても満足し「わぁ綺麗!きらきら!」と感嘆し幸福感に浸った後は呆気なくそれをポイっと失くしてしまうのだ。

ところが熱心に本を読む私を見て初対面の大人が言う。

「なんであんなに本を読むんだ?きっと頭の良い子なんだろうな。えらいぞ。」

 

 


私が本が好きなのは私ひとりでいられるからだ。

ゲームは親にねだらなくてはならないし、でもそのくせすぐに飽きて投げ出す。お菓子は喉をとおったら消える、そのくせ満腹感はくれない。

何度も何度も繰り返すのは本当に嫌いなんだ。

新しいものが次々欲しい。空に手を伸ばすように。


浮遊感が好きなんだ。

支えも足場もない感覚。一輪車に乗るのが得意なんだ。

メリーゴーランドのようなことは嫌い。

ジェットコースターが好きだ。

 

美しくて、刹那的で、無限なこと。

私が最高に、私であれること。

 

 

 

それは中学生の時最も色濃くでた。

成績は悪かった。提出物は全然出さず、中2のとき真っ黒のガラスを引っ掻き絵具をつけて絵を浮かび上がらせる授業があった。

美術は好きだったが持ち帰って何日も没頭して作って出す頃にはみんな廊下に飾り終わって展覧会をしていた。


精神科の帰りに車で父が言った。

「おまえの年は気持ち悪いものを作りたがる。俺もそうだった。でもそれは精神に良くないことなんだ。あまりそれをするな。」

 


違う、

これは好きな子が電車から海をみていたときの、私に見られているとも知らない、

曇天で水平線がなく、空と海がひとつになってる、

青くて灰色で黒い世界を見つめてる、瞳なんだ。


私たちの瞳の中には海があるんだ。

私はその子をみたとき自分の中の海が川となって頬に澪をつくったんだ。


教えてなんかやらないけど。

 

 


授業の時は国語の便覧をずっと端から端まで読み、興味がある本を図書館で読んだらチェックしていった。

自分の脳内世界に浸っていると家庭のごたごたを、周りが思春期に差し掛かり大人になる中自分ばかり子どもで未熟なのを、忘れられたし。その瞬間私は無限であれた。

嫌われ者のどうしようもない落ちこぼれでは無かったのだ。

生きているということを存分に噛みしめられた。

 

孤独の最高の味であった。

自分がただ自分で在れる。自分のペースで、自分の思う通りに、世界を築くことができる。

話し共にいてくれる誰かを欲することが全く無い世界。

孤独が美しく律せられた世界。

自分の輪郭が刺激され色帯び、ソーダのようにパチパチと光る世界。

ユートピアだった。


私は未だに本と映画と音楽に浸る以上に無限にユーフォリアへ飛び込める術を知らない。

それは切実に私という人間の生存策であった。


そして時が経ち髪を派手にし、メイクをバチバチにキメて、お気に入りの服に身を包み、静かな空間に自分が稼いだお金を払い、誰も話しかけてこない1人でありながら独りを感じさせないこの行為。

根本的に人と話すのが億劫ながら外の世界からの刺激がないと、自分の思考の波に溺れる私にとっては今もこれからも最も大切なことだ。

 

 

 


私が今も周りが大人の階段を登る中、子どもである


ー それがなんだ?知ったことか。

 

 

勤務先でやらかした。勉強ができない人間なのは構わないが仕事のできない人間にはなりたくないんだ。自分は何をやっても平均以下な気がする。なんでみんなの倍頑張らないと習慣さえ抜け落ちちゃうんだろう。


ー それがなんだ?知ったことか。

 

 

 

唐突に涙が出てくる。いつまでもこんなことをしていてはだめなんだ。でも自分は自分しかなれない。

堂々と、自信があって、落ち着いてる、おとなのふりしてる。

自信は虚栄による実績の先にあるものだろ?

でもだめなんだ、見透かされてるようなんだ。

みんなにバレちゃうんだ。

腐臭のように嗅ぎ分けられちゃう気がするんだ。

私だって孤独でいたいわけじゃない。

人一倍承認欲求もあるし、みんなと仲良くして上手くやりたいんだ、みんなよりもすごくなりたい。

優しくなりたいけど私の感性を打ち捨ててまで理想になりたくはない。

 


自分を殺したい。こんなの私じゃない。

私は私になるために生きてる。

私が私になれないのなら死んでしまいたい。

理想と現実と空想とどこにいけばいいのかわからない。板挟みだ。グチャグチャだ。

どうすればいい?どうすれば?

 

 

 

その時、そのユートピアは私の目から無音で開かれ、答えでない応えで心の殻を溶かす。

 

心なく打ち投げられた泥を流す。

どんな料理も敵わぬ満腹感を差し出す。


そしてひとりにする。

1人を、独りを、なくして。あの紙の靴を履かせる。

 

 

ー それがなんだ?知ったことか

どこへでも行けばいい

 

 

 

そうして私は生きていく。

私は"家"には戻らない。

 

191204 ジンさんお誕生日おめでとう🌹

キム・ソクジン

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初めてかっこいいなと思ったメンバーはジンさんだった

RunMVでカードのタワーを作っていたどこかさびしげなお兄さん顔の人

それでもジョングクが末っ子というのにはビックリしたなぁ…


一時期はジンさんとジョングクと2人が一緒にいるのがすきで長男と末っ子の写真を集めまくっていた


ジンさんの手料理が本気で食べたくてたまらなくて自作で韓国ワカメスープをこしらえたり、「ジンさんの手料理なら青酸カリが入ってても食べる」とのツイートが2016に見つかっている 限界か 落ち着け

 

知っていけば知っていくほど剽軽で面白くて優しくて

昔から面倒をよく見てくれた近所の憧れのお兄さんみたいな、そんなかんじ


悪めのコンセプトをしても育ちの良さが溢れてしまうのか、元々の顔の上品さ相まって全然悪くみえない

御曹司がAgustDや釜山ヤンキーとつるむようになって髪が茶色っぽくなった、くらいの

頭の良さが隠せてない

まぁこの画像のジンさんは頭脳担当ラスボスだけど…

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最近思うことがある

なんで20歳のジンさんは学歴も、ある意味で俳優の夢も捨てて

やったこともないダンスや歌をやってアイドルになろうと思ったのか

それも男子校育ちで女性と目を合わすのも大学まで戸惑っていた人が

 


いや、まだまだだ

デビューを掴み取り、中学から芸能界に飛び込んだジンさん曰く鹿の目をしていたジョングクを始め才能に溢れに溢れまくった6人の弟の兄として今日までよく一緒に歩めたな、と思う

私だったらまず嫉妬でどうしようもなくなるし、自分を責めて価値がないと考えてしまう

自分に価値があったとしてもだ

 

 

ジンさんの声は素晴らしい

WINGSでジンさんのAWAKEをきいたときのツイートが残っている

 

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「信じてるわけじゃない耐えてるんだ」

「傷だらけでそれでも足掻いてたいんだ」

「きっと僕は空を飛ぶことはできない」

「たまらなく怖いそれでも六輪の花を手にしっかりと握りしめて僕は歩むだけだ」

 

 

彼は飛べないと言う時に「ならば歩こう」と言える人だ

その道が見えなくても「それでも歩むだけだ」と言える人だ

そこだ…そこなんだよ

私がジンさんを愛してやまないのは


彼は空を飛べないというけど、ある人は転落し、ある人は焦って走り居場所を見失い、またある人は車で走り去る

その中で自分の速度で歩き続けるのは、ただ必死に走るより遥かに精神力がいる


自分の歩きをしながらある時は走り、ある時は休む、それができる人がどれほどいる?

少し違えばすぐ背を蹴飛ばされるようなあの芸能界で

 


BTSでのメンタル最強はジンさんだと思ってる

自己肯定感がワールドハンサムフェイスひっさげて歌ってダンスしてる

ジンさんを見ていると安定感でASMR無しで眠れる

ジンさんの歌を聴くと「まだやってないことにも恐れずチャレンジしてみようかな」って気持ちになる

何でもかんでも「もう遅い」「どうせやっても」とどこかで思ってしまう私が

 

 

彼の前だと弟になるユンギさんやナムさんを見ると泣けてくるんや…

あんなラッパーでビキビキしてる人達がさ……

ジンさんを甘やかしてくれる人がいるといいなぁ……


ナムさんは実家では兄で、ジンさんは弟

ナムさん初めてのヒョンができて、性格や考えも正反対で、初めは衝突しまくりだったっての何度もきいてもグッとくる


今一番したい質問は

『正直ユンギさんと初めて会ったとき「こいつ苦手だな…」って思いませんでしたか?』

です (なんてこときくんや)

 

 

ジンさんは良い意味で芸能界に染まってなさがある

ジンさんはBTSじゃなくても、芸能人じゃなくても、生きていける   依存感がないのだ

「自分がBTSだなんて未だに信じられない

芸能人と暮らしてる気分です」といつだったか言ってたな

でも全てに全力で取り組むんだ

手抜きなんか一切しない

依存が最もないのに、望みが少なくてもやろうとする粘り強さが最もある

 

 

ジンさん、あなたは実は自分が思っているより遥かにダンスも歌もうまいです

あの化け物揃いのダンスラインに合わせて一糸乱れぬ動きはもちろん、BTSとして完成させていくのがどれほど実力者であるかもっとみんなは知るべきだ

BTSでいてくれてありがとう

JINでいてくれてありがとう

 

 

生まれてきてくれてありがとうございます

ひとりのキムソクジンとして釣りも楽しめる人生でありますように

🐹🌹

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#석진_생일_축하해요_아시겠어요

#석진생일ㅊㅋ#HAPPYJINDAY

Magic Shop 191123

 

___________________

 

ステージ前から曇天を穿つようなライトが上がり、霧雨がその光を優しくする

それは遠くから見つめる私には靄と映る

7人の青年たちの影が投影され光の屈折で大きくなったり近づいたりする

近いようで遠く、遠いようで今彼らは私の肉眼に捉えられるほど現実だ

手を伸ばせば届くようでそれは幻影

 

___________________

 

 

 

余裕を持って出たはずなのに電車の遅れと雨の渋滞でスーツケースを引きずってギリギリに到着

そこで気づく 

9割がレインコートを着用してる中なぜ私は持ってこなくて大丈夫と思ったんだろう

馬鹿か?なぜ????

席は下手なアリーナよりも肉眼で見れるモニターも2つある神席だった

が、天井が被らない

 


海風による横殴りの雨に3時間打たれた

修行か?

大丈夫 ジェイホープが風邪にならない魔法かけてくれた

黒い長袖を頭に巻き、公演中のみ私はイスラム教徒と化した

コートは意外にも寒さと雨を凌いだ

さすが二万しただけある レインコートにもなるんですね🤗 ()


アミボムを取り出す 

電池を変えておいたのだ

連携しようとする  スイッチがない

2verを私は持ってきたのだ………


なぜどんなに入念に準備してもいつもこうなんだ……と肩を落とした

もういい加減、ADHD診断受けようかな

 

 

 


開演から30分経ったが始まらない

寒さに意識が持っていかれようとしたその時

突如、上空に赤い花が咲き零れた

 


それを開始の合図に会場が盛り上がる

あぁ夢みたいだ…と思ったのを強く覚えている

 


書いてて目が霞んできた 熱がではじめたみたいだ

でも「大丈夫」 ジョングクも言ってた

 

 

 

 


ジンさん見るたび「作画やばい」とずっと呟いてた

霧雨の中に立つな!悲鳴が聞こえないのか?

最近ジンさんを見るたびまるみちゃんがかすめる

ジンさんを覗く時まるみちゃんもまたこちらを覗いているのかもしれない  byツーチェ

 

 


ナムの髪型好きだなぁ

リーダーの声してるよね

ジェイホープからメントで『ねぇナムさん?』みたいにふられたのに気づかないで

『ラプモン!?』って再度つつかれて「え?ぼく?」ってとぼけてたの面白かった

ラプモンってまだ呼ばれてるんだね

いいぞもっとやれ クサズ  バンタンの柱よ

 

 


「かっこいい」って「ジェイホープ」なんじゃないかなぁって思う

ジェイホープって言えばかっこいいで通じるんじゃないかなぁ…

今じゃ世界的人気だし共通言語じゃない?「かっこいい」ってもう古くない?


『うわぁ!今日の服すごいジェイホープ!』

「ありがとう、そのピアスの方がジェイホープ!」


って会話するべきなんじゃない?意味わかんないね黙るね

 

 


テヒョンは華奢だなぁ…

体格としては男なのに…脆さを感じる 

特に今日は儚くて怖かった

ティーカップ持ってる時なんて

「……貴族?」言うた   ただただ美しい

そこに立つだけで映画のよう

あんなすらりと伸びた華奢な身体が緩やかに踊っているのみると泣きたくなる

テヒョンのダンスはひらがな

表現自在でカクカクしておらず嫋やかだ

いい意味で重力を感じないんだ

 

 


パクジミン……帝王の風貌からなぜ天使の声が出る?(頭抱え)

水も滴るいい男

その天使の声の伸びやかさに驚いた

がなりごえ混ぜてくるのもずるいなぁ

ダンスが筋肉をめちゃくちゃ使ってる感じでバキバキだから重力を感じる

私が世界で1番好きなダンサー

繊細だけど重厚なダンス

 

 


ジョングク

かわいい とにかくかわいいな

ヤンコチのNMDのステージ裏からのラップ時、地元じゃ負け知らずのギリギリでいつも生きてる2人で1つの存在かと思ったよ

でもセンターだなぁ 黄金のオーラがビシバシ伝わる 抑えるところをしっかり抑えてる

エナジーも桁違いにあって、生命力が歌って踊っているよう

 

 

 

そしてユンギさん

ミン・ユンギを見るたび私は男女の枠を超えた美しさに出会う

骨格で男と分かるが、舞台の上にいる彼は男かと一瞬分からぬほど細くて小さかった

後ろ姿の形の素晴らしさよ  ああなりたい

猫のような愛らしい顔をしてるのにラップをすれば誰よりも強く大きい虎のようだ

それが私の推しだ

 


酔ったような話し方は相変わらずで聞き取る時振り回されてるようで楽しい

ベレー帽(それとも帽子を後ろに被っている?🧢)をした人がジョングクとジミンのそばに寄った時一瞬「テヒョン?テヒョンって小さいな」と思ったが、ユンギさんだったという最高のご褒美が待ち受けていた

 

 

かつて砂漠だった青のペンライトの海 

1年前青い夜、大切な友人2人と巡り合った海

青い髪のわたし

青いライトに照らされた雨の中で『Whalien52』を歌うユンギさん

青と海と時間が心に波を立てて私を沈ませた

不思議な感動であった

 

 


そしてもう1つの青

『Best of me』 私の中でこの曲の色は青だ


時を遡ること ちょうど3年前

当時の私はアイドルのライブなど、ましてやペンミなど言ったこともない

「本当に行くのか…?」と思いながら入金したのを覚えている

何もかもが初めてで前日はうちわなんか作ったりして楽しくて…

そんな私は思いきって、行くべきだけどどうしても嫌な用事を蹴り飛ばし

2016 11/28 『君に届く』防弾少年団ペンミへと向かった

 

 


その時強烈に覚えているのはYong Forever後かに吹き出した花吹雪だ

斜め上空から私のところへ舞ってくる冬の桜のような花吹雪

それは心も厳しい冬の中にいる私にとって春が訪れたような

希望を感じされるものだった

苦しんでいても道を選ぶ自分に祝福を与えられた気もした

 


その時、今よりも未来は良くなる予感がした

「私はまだ生きてていい」と

 

 

 

私の青春

 

 

 

突如それはきた

パン!と現実が弾ける音がして数えきれない銀テープが雨を物ものともせず青い光の中に解き放たれた

私の斜め上空で

 


その瞬間ブワッと鳥肌が立ち気づいたら声を上げて泣いていた

その声もBest of meが包んでくれる

アリーナを心臓に、紫の光が血を巡らすかのように、一定の間隔で波紋を描く

「生きてきたんだな」と思った

3年前、1年前、デジャヴを感じるほど彼らを染み込ませて日々を重ねて生きてきたのだ

 


あの時の自分に伝えたいのは

「これからそれよりも辛いことが待ち受けているけれど、やっぱり歩んできてよかった

3年後、生きててよかったという思いが全身に震えがきて満ち足りる体感してるよ」

ということだ

 

 


会場に行くときも楽しみと同時に素晴らしい彼らに劣等感を深く抱き惨めになる恐ろしさも含めて私は向かっていた

だが違った

人生の「〜しなくちゃ」が全て消え去り、完全なる今の中なんの迷いもなく楽しめた

他のことを考えることなくただBTSの世界の中にいて

終わった今「やりたいことはやろう」という気にさせられている

 


あぁこれがMagic Shop

ナムさんが言ったように悲しい思い出が楽しい思い出に変わっていったのだ

 

 

赤い花が霧雨の中舞ってるその初めからずっと夢を見ていた気がする

あれは開演の合図ではなく催眠術の合図ではなかったか?

今2つの意味で熱に浮かされてることが現実を確かめる唯一だ

 

 


3年前から変わらない

変わってった私たちで一生変わらないこと

ほら今も、再生を押せば

私は心の中に扉をつくりBTSの世界へと飛び込んでいる

 

 

 

Magic Shopへ

 

 

 

 

 

推しへ


ミンユンギは私のロールモデル


彼は男だけど(漢だけど) 私は男女関係なく

ミンユンギのような人間になりたいと思う


あなたの好きなところを挙げる

まず顔だ

なだらかな鼻筋、鋭利な三角の双眸

少年のような輪郭、きめ細かい白い肌


見るたび好きでたまらなくため息を零すくらいには美しい


性格の面では普段無気力で口数少なく何考えてるのかわからない

でも背中と言葉に説得力があるところも好きだ


全部を挙げるときりがないので本題にいこうと思う


あなたを推す不変かつ至上の理由がある

それは怒りだ

怒りによってできた美しい創造だ


あなたのもつ怒りが私を癒して進ませた

アイドルらしからぬ汚い言葉と気に入らない奴は蹴散らすスタイルが好きだ


私はラブユアセルフよりもAgustDが私を癒し、愛させ、人生を歩ませてきた


もう歩けないと思ったそのときもあなたの歌は私の背を突き飛ばした

何度も何度でも突き飛ばしてくれた

蹴って、這ってでもいけと人生を押し進めてくれた


過去は眠りの夢にまで侵食してくるけれど

未来の不安は重さもないのに私を押しつぶしてくるけれど


でもあなたの歌をきくと

ここだ、と思うんだ

どこにいようがどう生きてこようが

私が今居るのは"ここ"だ


その瞬間は過去も未来も入ってはこれない

あなたの歌でできた今の中に居る


そのいっときは全てを忘れられるんだ


私はまだまだ這っているけれど

時に振り返りたくなるけれど

あの時よりも幸せだ


あなたのメッセージから私が受け取ったのは「止まってもいい」でも「幸せならいい」でも「自分を愛そう」でもない


止まっても時は進むし、幸せにはお金が入るし、自分を愛せられるなら鬱病にはならないだろう

そんなのあなたが一番知ってるから


綺麗事を成すのにはその人の辛苦が裏に隠されてる

くだらないなんて微塵も思わない

ただ私は綺麗事を成す前の這ってる最中なんだ

今は怒りが必要だ


あなたの怒りは耳からなだれ込み、脳髄に響き、私の心を何度でも蘇らせる


這ってでも進めなんてのは私が勝手に思ったことだ

ただあなたは自分の怒りを聴かせてくれだだけ

それが何よりも私を進ませた


勝手に生きてくれ

アイドルのあなたが好きだ

でもさらに勝手に生きるあなたが好きだ

世界を蹴散らしてくれ


欲を言うとアイリッシュボムが美味しい生活であるといい



GLOSS、민윤기、AgustD、SUGA

全てのあなたに幸あれ


생일 축하해요



그대의 창조와 삶의 끝에 함께 하리

__ あなたの創造と人生の終わりを共に